とは言え急がせようとはさせない能登の風景。 自然と巡航速度が落ちる。 あぁなんだかノルマンディーに似ているなぁ。 などと仏蘭西旅行記を思い出し物思いにふける。 |
羽咋からスタートし赤色のラインが今回の走行ライン。 突端の金剛崎間では行かず途中で来た道を引き返し 有料道路で一気に南下してきた。これで一日掛りであった。 紫色のラインは例によって当初のルートである。 当初の紫ルートは有料道路が一切ない下道なのでさらに時間がかかっていたに違いない。 このルートをたどるには正午までに金剛崎まで行けていると多少余裕か。 能登島でゆっくりすることを考えたらさらに早出する必要があるかもしれない。 ん〜伊豆もそうだが半島は小さく見えてしかして大きい。攻略が難しい地形なのであーる。 |
どこまでも続く、のどか過ぎる能登の歴史ある原風景。 いいねぇ。 |
ここです。ここに来たかったのです。 なにか自分の中でひとつ目標が達成され また経験地が増えた、そんな気がした。 そう、いつも写真でみる「ここへ行ってみたい!」というのからはじまり 実際にどんなところなのか自分の目で確かめる。これが私流。 実際に来て見なければ 現場がゴミだらけでカラスが飛び交う場所だということもわからなかったであろう 人は常に現実から目を背け、良い様に解釈してしまうのだ。 |
・・・とある展望台。 振り返ってきた道を見ると、写真で見たあの風景が広がっているのである。 |
Photo by Mr.xatta |
さて突端まで行くか、 途中まで行って引き返すか 時間と距離の駆け引きをするの図。 導き出した答えは先端まで行かずに 写真でみた「あの道」を写真に収めて 来た道をダッシュで戻るという選択肢だった。 何せ今日は五箇山まで南下せにゃならん。 適度に急ぐ必要がある。 |
しかしねぇアタシャしらなかったんだよ、日本海がこんなにもきれいな海だったってことを、さ。 しっかりと眼に焼き付けます。 太平洋とは違う日本海の風。 荒々しくも、どこかすがすがしい風を切る。 |
まったく、日本海を背にしても似合うとは ますますかわいいヤツよSR氏。 旅はまだまだ続くぞ。もう少しがんばってくれ。 |
Photo By Mr.xatta |
そんな物思いにふけりながら撮影をしているところを 抑えられる、の図 なるほどね・・・・ いつもこうやって自分の世界に入り込んでるわけか。 キチガイも甚だs(ry |
あけて二日目、 気温の上昇も早く、朝の時点で手持ちの温度計が20度を指す好天 今日は能登半島をぐるり一周してみましょう。 |
やっとの思いで入った道の駅「千枚田ポケットパーク」 渋滞の原因は駐車場の小ささ。 もう車数台しかとめられないほど 小さな展望台チックな場所であったがために 写真にも収めていない・・・ そりゃ渋滞するわな。 さて千枚田・・・・どうなっているのか・・・・? |
結局、五箇山に到着したのは20時頃であったか・・・ 能登有料道路を全線走破し北陸道は金沢東から乗り 砺波JCTで東海北陸自動車道で 五箇山まで南下してきた。 五箇山で降りてからは北側へ向け 相倉合掌集落を目指す。 この日泊まるのはこの世界遺産相倉合掌集落の中にある 五箇山国民休養地キャンプ場である。 いやぁ〜今日も走った〜って 一番走るのは明日なんだけどね・・・・ |
すっかり癒されたらば能登有料道路に再び乗り 北陸道目指して突っ走る。 いっけいけぇぇぇぇぇぇぇぇえ! なにぃ?日が傾いてきただとぅ?! そいつぁ、気のせいだろうぅ?! |
あぁ、のどか過ぎるこの風景。 |
言わなかったら日本海だってわからんぞ、ってくらいきれいな海。 |
さておき能登の塩作りの風景、塩田の図。 いたるところでこの光景が見られました。 |
途中突如として襲ってきた眠気も 前を走るファミリーカーの後部座席に座った 子供たちのおかげで吹っ飛んだ。 だいたい、こちらを見ている子供は手を振ると 高確率で手を降ってくれる。 これが女子高の修学旅行のバスとかだと最高。 高速道路などで隣に並んで手を振ったりすると 片側全員が手を振ってくれたりする まぁ中でどんな話のネタにされてるかはさておき 眠気は覚めるのです。 こんな事も楽しみにしながら旅をしている訳です。 |
「まぁそう急ぐなよ」 とたなびく鯉のぼりたち。 |
と、一通り景色を堪能したらば来た着た道をダッシュで戻るの図(笑) む、日が傾きだしただとぅ? |
にしてもすげー天気。 めったにないぞこんな天気に恵まれることは ん?xatta氏、ひょっとしてキミは晴れ男かい? |
千枚田ポケットパークに到着?とおもったら パーキング渋滞で 石川県警オマワリサンダースも登場。 「本日ポケットパークは大変混雑しており・・・」 と交通整理。 ごくろーさん。 |
道の駅、その名も「ふらっと訪夢」 ・・・・もうズッコケもいいところである。 もうすこしマシな名前ねぇのかよwww |
思いのほかあっさりと輪島に到着。 看板も漆塗りだったりするのだろうか・・・・ 「輪島」の文字が金箔だったらどうしようかと思ったが さすがに違ったようだ。 |
途中立寄ったPAが展望台になっているというので 最高に重いウィルダネス君を担いで上ってみると・・・ |
ここでRYUJI氏ご一行と 翌日から仕事というヴィンスK内氏とは別れる。 無事に帰れるだろうか・・・ という不安より K内氏なら大丈夫。という安心感のほうが上回る。 お疲れ様でした! |
休暇村で手に入れた薪を 本日のキャンプ場でも使うべく ミスター過積載の手により何本か積載。 ナナハン大先生にも少し乗せて これで今日は火に困ることはありませんね。 |
今まで走ってきた国道249号が 県道29号となり 地味ぃな道になってきます。 ここからが面白い道で のどかな風景を片手に小高い丘を上り下りして たどり着いたところは・・・ |
途中目の覚めるような光景に出くわす GWということで、こどもの日も近く鯉のぼりフェスティバルというお祭りが開催されていた。 とっさの光景だったので停まる事はなかったのだが 写真だけパシっと。 |
能登もまた一日にして成らず、か。 なげぇ・・・ |
おおおおおおおお すばらしい光景。 そう、田んぼを作るためには広い土地が必要。 しかし丘が続くこの地形では段々にして数を増やすことによってそれを確保してきた。 ヴェトナムでも同じ光景が見られますね。 収穫の時には一面稲穂が風に揺らめくのでしょうねぇ・・・ ちょうど田植えが始まったところでした。 ・・・いいねぇ〜。 |
で、なかでカレーを食うのだが 半島式のカレーはどうやらフォークで食べるらしい・・・・ |
腹も満腹になったところで輪島市内を観光、というか通り過ぎる。 本当は工房めぐりなどしたかったがそれすら間々ならないほどマッタリしすぎてしまった。 ま、次回のお楽しみということにしておこうじゃないか。 「ことを急いでは元も子もなくしますよ、閣下」 はい、そうですね。 輪島市内その二。 やはり外装の家屋は修繕ながら内装だけ商店へと改装している店が多かった 日本はもっとこういうところを見習ったほうがいいんじゃないか? という前に、目の前のソコの車、まっすぐ走れ。 |
この景色。 おぉ・・・能登島が一望できるではないか! しかもかすかにツインブリッヂが見える・・・ |
だって、この天候だもん!文句はないッ! 予定などどうにでもなるのさ。 時間がない?そんなものは作ればいくらでもある! ・・・さておき、能登有料道路を北上し、輪島を目指します。 |
Photo by Mr.RYUJI |
さて、キャンプ場を出て ガスも給油したところで本日のルートを確認。 通常であるならば ツーリングマップル北陸版などを見るのですが そこはサイバーガジェットもこよなく愛する我等。 iPhone選手の登場によりサクサクっと検索。 昭和アナログナビの汚名返上である(笑) ・・・ 実は私の当初の計画では この時間に出発するにはすでに遅すぎで 本来ならば千枚田を通り過ぎていなければならず 能登島を回るのは、はじめから不可能であると 頭の中でルートを計算していた でもキャンプ場でマッタリとした朝を迎えられたから ま、いっか(笑) ← O型まるだし |
朝、気がつくと お気に入りのボブヒースのシールドが ルパン三世のタイロルロゴよろしく 破損していることに気がつく・・・・ まぁ、今日までよくがんばってくれたよ。 というかこの状態でも使い続けますが(笑) |