西日本周遊の旅  高知⇒松山⇒香川 
いい音がするなぁ〜とおもって振り返ると
デルスラーラカスタム車両が通過。


ダブロクさんですなぁ。
ペイトンのステップが入ってフルフェイス。
カッコヨス。




思わずシャッター切っちゃいました。



沈むというとかなりの水量になるのでは・・・?

これは上流のほうだったので
よくTVで見る子供たちが川へ飛び込むような
下流のダイナミックなものではないが
人々の生活に根付いた風情のある橋ではある。


しかしその前に
やはりここまできたら四万十川を拝まなければ・・・
という意思が働き
少しでも良いからと言う事で見に行くことに。


197号の途中にから県道19号に入ってしばらくの地点。
雨降る片側交互通行の山道。
正面衝突を避けようと逆をいけば田んぼへドボン。


ここまで来ると怖いものは何もない。




晴れていたらさぞ景色がよかったろうに。
・・・って上高地のときも
草津のときも同じことを言った様な。。





・・・まぁ、遠くに出る程に雨に降られます。






4日目。

いよいよ疲労もピークに。
しかしここからがようやく今回のメインイベント。

待望の四国周遊が始まります。



・・・ところが



5日目へ





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長〜い松山自動車道〜高松自動車道を一気に走破できるわけもなく
とこどころSA・PAのベンチで仮眠をとり香川へ向かいます。


この10分〜15分の仮眠がこれまたキクんですなぁ。



高松自動車道、善通寺ICを降り
有名な金比羅(こんぴら)宮がある琴平へ到着。





そこで見つけた本日トドメの一枚。
今日一日のガックリ感がこの一枚で倍増したようなww





とはいえ時刻は20時近くで
あたりは真っ暗。
いかに東京が明るいかを実感いたしました。




明日はいよいよ最終日。
高松自動車道をそのまま徳島まで突っ走り
10時までにフェリー乗り場へ!!


距離 : 1265km

ということで雨に降られ散々でしたが
道後である程度癒され
まぁ良しとするか、と自分を説得させて
これより香川は琴平まで向かいます。


松山自動車道「石鎚(いしづち)」SAにて。

やたらとこのハイウェイオアシスというのを見かけますが
いったい何なんだろう?
ETC専用出口のスマートICなるものまでありましたが
よくわからないのでスルー。


というか探求するその気力すらない(笑)


距離 : 1160km
・・・いつの間にやら1000km超え達成。

路面電車とSRと。

路面電車と併走する日が来るとは思いませんでした。


なかなか新鮮な体験。


入場制限なんかもかかっちゃったりして
やっとの思いで湯に入り
リフレッシュして戻ってくると
先ほどのデルスラ車が隣にピッタリとwwww


類は友を呼ぶのでしょうなぁ〜。


広島ナンバーの方でしたが
横浜ナンバーの私のコレをどう思うのやら。




いざ温泉に入るぞよ!
と気合を入れないと入れないくらい
長蛇の列になっちゃってますが

それでも雨風に打たれ
心身ともにグダグダである手前、
スルーすることもできずおとなしく並びます。

途中列に並んでいた人と話すと
やはりETCのおかげでここまでこれたという方ばかりでした。



列は商店街の奥のほうまで並んでましたねぇ。
屋外に「足湯」があり
これは誰でも無料でOK。


それなりの混雑具合ですが。











この道後温泉はかの有名な
「千と千尋の神隠し」の舞台のデザインの元になった
ひとつであることは有名。
温泉だけ入るのは¥400で入れますが

2Fの座敷であったり球形所まで利用するのはまた別料金。

さらに皇族専用の浴室なんかもあるそうで
これは見学料払えば見学可能。



とりあえず道の駅でうどんでも喰っときます。
四国はいたるところでうどんが食べれます。

今のところどれもはずれはないので良し良し。
道の駅「みかわ」にて。





道後温泉到着。
なかなかその姿が見えず進んでいて不安でしたが
「ここかよ!」ってな感じで突然出現しますw

写真は高台にある車の駐車場より。


GWも中盤でなかなかの人手でした。

カルストは南北に伸びる440号を境に
東西のエリアに分かれており
本来なら二つとも走ろうと思っていたがさすがに止めて
440号線を北上し下山した。


440号をひたすら走るとお次は33号にぶつかる。

これをさらに北上し松山を目指します。
もうこうなったら道後温泉にでも入りに行くしかありません。


写真は仁淀川から分かれる黒川という川




しばらくしてまたしても霧に包まれる。

写真の道路は車線があるが
しばらくいくとこれが狭路になり
フォグランプをつけていないグレーの乗用車と
あわや正面衝突としそうになったりしながら下山する。


本当に視界数メートルのデンジャラスロードと化した・・・



※本来晴れていればこのような景色が広がる。







なんせ霧と雨。
さながら「スコットランドのようではないか」
などと思いなんとか気が落ち込まないように努力する。



当然バグパイプの音色が聞こえてくるわけもなく
聞こえてくるのは
吹き抜ける冷たい風の音と降りしきる雨の音のみ。



これがカルストの地です。
霧が切れたりかかったりで、ある種幻想的。

何の音もしない、風の音だけが響く。
地の果てまで来たようなそんな気分。





いざ出発、と気合を入れるとまた霧が掛かる。
天狗荘を出てから右も左もわからない状況に陥り
かすかに見える甲板と手持ちのコンパスとで進む。




カルストの入り口は思いのほか狭い。

本当に牧場のド真ん中に
一本道が通ってるだけといったような印象。

本来ならバイクを止めて

「こんなところまで着ました」
的な写真を撮るのだろうが
そんな気力ももはや起こらずorz


とりあえずで撮影。



売店でかかるラジオから聞こえてくる
フランク・シナトラがさらにさらにヤル気を奪う。



・・・マッタリしてる場合ではありません。

念願のカルストが目の前にあるのだ。
気合を入れて再びSRに火を入れる







もはや自分が今どこにいるかすら
もうどうでもよくなってきている(笑)

ろくでもないカッパで雨に打たれ標高1400m近くまで上がってきた為
寒くて仕方ない。震えるほど寒いとは思わなかったYO!
おまけにブーツの中が「ヤバイ」状況なので
思わず屋根の下で新しい靴下に交換し
さらに土産屋で分けてもらったビニール袋を上から履いてブーツを履くといったような
もうよくわからない防水対策をしていると

わずかながら霧が晴れてきて今まで上ってきた道が見えた。




で、頂上の天狗高原、天狗荘にて。


もはや絶句であります。


寄り道はほどほどにして
197号を進み例のカルストに行くための道で
イオチバンまともな道の入り口にさしかかる。


このようなゲートになっており
電光掲示板に通行止め等の情報が表示されるそうだ。



「無灯ということは異常なしということでいいな?」


四万十川といえばこういったような橋が思い浮かぶ。

これらは無数に存在し「沈下橋」と呼ばれる。
なぜ沈下かといえば水量が増えると
川の水の下に水没してしまうことから
この名がついたらしい。


上高地ほどではないが川の透明度が美しい。


この19号が実は異様に長く
また気に入ったポイントがなく探し回っていると
無駄に時間がかかってしまったが
ようやく四万十川とのツーショットに成功。


一人、雨に打たれながら静かに達成感に浸る。


途中想像以上の雨量に耐え切れず
道の駅「布施ヶ坂」で雨がやむのを待ってみたり。

・・・が一向に雨がやむ気配がないので
あきらめて腹をくくります。



197号をしばらく直進すると439号という有名な
その名も酷い道と書いて「コクドウ」、
通称「与作」(439号)があるが
そこは走らずに197号を直進して
「東津野城川林道」というのに入る。
現在ではカルストに行くのはこの道が一番まとも、らしい。

ちなみに現在はこの名前ではなく違う名前だったが
記録し忘れますた。。
















・・・・見事な雨模様。










GW前の関東で見る現地天気予報には雨とはなく
「縁起も悪いし」であえて持ってこなかった合羽。

小雨程度は覚悟でBarbourを着てきたが
さすがにそれど頃ではない雨量なので

まずはコンビニで合羽を求めることから始まった四日目。




まったく冗談キツイで。


自分用の合羽と荷物用の合羽を。


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