そんなこんなで妥協切符、黒部平までを購入。 |
さて、この日は憧れの黒部立山へと登ってみることに。 元々北海道の旅の帰り道、 新潟港から黒部立山経由で帰ってこようとしていただけに 期待は膨らむ。 途中、SR乗りと遭遇。 「それSRですよね?そんなに積めるんですか!?」 と声をかけられる。 「まぁね」と、カッコよく言いたいところであったが 「まだまだ積めるよー。」などと返して走り去った。 自分の中ではすでに見慣れた積載量ではあるが 初見の人はそれはさぞかし驚くんだろうなぁ。 よく見るとフィッシュテールが良い焼け色具合。キャブ、まぁだ濃いのかな・・・・ |
この日は絶好の行楽日和。 こんなに晴れてていいんでしょうかって位晴れてる。 上高地と同様、ここもマイカーでは登れない。 ここでは日本で唯一動いているトロリーバスや ケーブルカーを使って登っていく。 駐車場のおっちゃんにも 「アンタ、今日来るなんてツイてるねぇ」なんていわれてみたり。 ですよねぇ。ですよねぇ。 |
木崎湖キャンプ場で迎える朝。 チェックインのとき、「相当寒いですよ!」と言われた割には それほど寒くなかったので一安心。 思えばソロキャンプで迎える朝はほとんど雨か曇りだったため 晴れた朝というものをあまり経験したことがなかった。 |
などということを思っていると帰りのケーブルカー乗り場では 順番待ちに業を煮やしたのか、団体を先に行かせたことに納得のいかない じーさんが係員に罵声を浴びせる一面も。 少しくらい待てよ。 どこまで自分勝手で、小さい人なんでしょう。 こういう大人にはならないように致しましょう。 とはいえ、最高の天候の中、最高の景色を思う存分楽しむ。 一番いいときに着たようであります。 スカっとしましたねぇ。 本当はこの日、下山した後にまたキャンプを張り 翌日に八方尾根に行こうと思ったのですが 悲劇の状態が少し良くない様な気がして大事を取って黒部立山から一気に帰宅。 距離にして250kmくらいでしたが 走ってしまえばどうということはありませんでした。 ただ、車体が重過ぎたのか、 中央道の登坂斜線でアクセルを全開にしたのは初めてです(笑) (それでも登らず苦労しました) 来年旅に出ることがあればもう少し軽量化して望みたいですね。 ウルトラライトパッカーの知識を少し勉強したいと思います、ハイ。 |
ふと足元に視線を移すとこんな立て札が。 ここでも自然に手を出す馬鹿者がいるのでしょう。 どこまで人間ってのはモラルがないのでしょうか。 なんだか残念でなりません。 |
黒部平に到着。 先ほどよりも標高を400m近くあげてきました。 正面左手の岩肌一番高いところが 赤沢岳、標高2678m その少しひだりには鳴沢岳も見えます。 先ほど歩いていた黒部湖。 たったの400mあがっただけでえらい景色が違います。 |
ここでも長蛇の列。 当然といえば当然なので おとなしく並びます。 |
そしてまたトンネルの中にもぐり こんどはケーブルカーで黒部平まで行きます。 |
こういうことですな。 |
だ、そうです。 さすがに標高も1500m近くになると 少し肌寒い。 が歩いているとそれもあまり感じないかな。 |
しかし、並ばないモラルの欠けた老人が多い。 いくら年をとって周りが見えなくなったとしても そりゃーねーんじゃねーの? と、思うこともしばしば。 |
駅はトンネル内にあって トンネルを抜けると、そこは不思議の国でした(違 ・・・じゃなくて黒部湖へとつながります。 |
どーんと到着。 おおお!! 山の色がすばらしいことになっているではないか!!! |
・・・言わずもがな人の数もすごいことになってるんだけど。 |
電力で動くトロリーバスに乗車。 約15分くらいでしょうか 現在日本で動いているトロリーバスはここしかないのだそうだ。 |
さぁて切符を買わねば・・・ 今回実はひそかに室道にあるみくりが池をみて そこにあるみくりが池温泉に入りたかったのだが金額を見てWow!と声を上げる。 まぁこの山を開通させる歴史を見ればこの値段は安いくらいなのかもしれないが 貧乏旅行中の小生には厳しすぎるので 妥協しまくりの黒部平コースをチョイス。 くっ・・・いつかお金をためて贅沢しに来よう・・・ |
ここ木崎湖キャンプ場は乗り入れこそ禁止であるが まぁこれも慣れてしまえばどうということもない。 当然ながらバイクのそばでキャンプするのが 魅力のひとつでもあるのだが。 |
木漏れ日と小鳥のさえずりが こんなにも心地のよい音だとは知らなかった。 そんなこんなでのんべんだらりと贅沢な朝を過ごす |
当然、シーズン中&土曜日だったので超満員長蛇の列。 うーむ、でもどこ行ってもこの時期は混んでますからねぇ。 おとなしく並びます。 |
振り向いて立山側。方角で言うと西側。 写真右手の岩肌中腹にロープウェイ乗り場が見えます。 みくりが池がある室堂はここ黒部平から ロープウェイをのりさらにあそこからもう一度ケーブルカーに乗ります。 ロープウェイもかなり景色が良いに違いありません。 右を向いて北側。 一番奥に見えているのが槍ヶ岳3180m。 いやーすばらしい眺望であーる。 |
ダムを歩いていきます。 振り向いて一枚。 左手に見える展望台から見るとよく写真で見る風景が見れるわけですね。 |
黒部ダム名物の観光放水はすでに終了している模様。 なんか、ダムってぇと個人的にこのシーンをおもいだす しかし巨大建築物ってのは良いねぇ。 |
しっかしベストシーズン過ぎるでしょう。 最高の景色だ。 ちなみにダムをわたり、トンネルを抜けると写真に見えている橋を渡ることができる 湖を散策できるようになってますが とりあえずもう少し標高の高い黒部平まで行って見たいとおもいます というか私は黒部平までしかいけません(笑) |