見上げれば心躍る紅葉。



落ち葉舞い散る中、早速焚火開始。
この時、後に起こる悲劇など想像もしていなかったのだが


悲劇詳細→From mixi



箱根を抜け御殿場方面に進路をとり
表富士を抜けて今日は精進湖でキャンプを張ろうという魂胆。
たまにゃぁ下道もいいもんで
ここ表富士国道469号は自衛隊富士演習場の南、
富士サファリパークなどもある広大な敷地を抜ける道路。

多少天気が悪くても開放的な気分を味わう。



明神池に到着。
立派な鳥居がお出迎え。




せっかくのいい季節。
今年は台風も少なく紅葉を見て歩くには絶好の年と見計らい
いざトレッキング!と
家を飛び出したらとたんに雨。マタデスカ。


雨を避けて出発したのにもかかわらずこの天気では
もはや釈明の余地は、ないw



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個人的に好きな
巨木シリーズ。




木には得体の知れない
なにかこう、
エネルギーのようなものを感じます。。





うーむ。興味深い。




折れて朽ち果ててなお、
そのエネルギーを放ち続けているような気がするのは、私だけでしょうか。


それでは絶景をお楽しみください。



水流の美しいこと。落ち葉とのコントラストにも注目したい。



紅葉はすべて紅く染まるより
にわかに残る緑との対比が美しいと、私は考えます。



清らかな流れに多数の川魚を確認。



燃え上がるような紅葉。植物だって精一杯生きている。



熊鈴をつけている人もいれば
手ぶらの人もいたり。




ツアー客でしょうか。
うるさくてたまらないので
先に行かせてしまいます。


そうすることによって、
より自然の音、ネイチャーサウンドを取り込み自然の雄大さを
全身で感じるのです。

それなのに「あーでもない、こーでもない」と小五月蝿い団体様はお先にどーぞ。






さてと、いっちょ気合入れて片道3kmのトレッキングと参りましょう。
30kmじゃないよ、3kmだよww





山に入る人間を観察していると
年齢を重ねるごとに装備が少なくなっている様子が見て取れる。
年をとればとるほど山を甘く見るのだろうか。




ちなみにこちらの餌付けをしているバカ二人は
完全に自然をなめてます。
この二人は多数の観光客からもさんざん非難を浴びていたので
ここではあえてこれ以上触れません。




今回は明神池まで行って帰ってくるという目的があるので
河童橋に戯れる人ごみを掻き分けズンズン奥へと突き進む




まぁ、GWや夏休みほどではないが
それでも混んでます。




河童橋より奥穂高岳を望む。
うむ、ベストシーズンだこりゃ!




ベストシーズンの金曜日ということもあり
バスはターミナルに入りきらないほど大量に駐車している。

マイカー規制がなかったら、それはもう恐ろしいことになっているだろう。




大正池を通り過ぎる。

・・・む、今回も奥穂高岳のテッペンは雲隠れしておる。
三度目の正直ならず、無念のきわみ。



いよいよバスに乗り込み
上高地へと向かう。
いやーこれ紅葉ベストシーズンなんじゃね?
と一人期待に胸を膨らませる。

で、調べてみたら
やっぱり値段が上がってました。

ちなみにこの画像は2008年度のものです。

ガスが晴れたのを見計らって
沢渡駐車場側から
上高地行きのバスに乗り換える。


ここ上高地ではマイカー規制がかかっており
駐車場からはシャトルバスに乗っていくほか
タクシーなどを利用しなければ入れないようになっている。

自然保護の観点から
バスもハイブリット車になっております。








ん?
なんか前回来た時と値段が違うような・・・・・
隣のサイトにの方が
ものめずらしそうに話しかけてきた。
どうも定年退職して
夫婦二人でキャンプをして回っている感じの方だった。


いろいろと話をして
そういえば北海道でもこんなことしょっちゅうあったなぁなどと
思って北海道を回った話もしたら

えらい驚かれたw

「あんたもキレイな相棒を早く見つけなさいな」
と、グサっとする一言を言い渡され去って言った。







・・・キレイな人はたくさんいるんですけど、ねぇ。・・・・ねぇ。




翌朝、
ヒリヒリする顔を冷やしながら
山の斜面を見ると見事なガスりっぷり。

ちょっとキャンプ場で長居をして
ガスが晴れるのを待ちます。

翌朝、
バッチリと雨に降られて久々に前室にこもっての朝食。
このせせこましい感じもなれると結構楽しい。

というわけで今回はわざとタープを持ってこなかった





ここで一休み。
しばらく景色を楽しんでいると悠然と30cmくらいはあったでしょうか
こんな魚まで泳いでました(イワナ?ニジマス?疎くてすみません。)


今回、過積載 + 60リットルのバックパックを実践投入。

今のところ苦にはならないが
絵的に苦労しているように見られるらしく
キャンプ場の管理人さんに
「すごいねー山までのぼるのかい?」と驚かれた。
ちょっと大げさ過ぎる気がしないでもないが


山をなめたらいかん。


これはモットーなので
たとえ簡単なトレッキングでも装備はしっかりしたいものである。
・・・という形から入りたい男のタワゴトでした(笑

明神池は

一之池

二之池

と二つあり
上記一之池はダイナミックな景観を堪能できるのに対し
二之池では日本庭園のような奥深い景観を楽しむことができます。


でも、キャンプを始めてしまえば
自分の世界に入り込んでしまうので同ということはないのだろうけれど。

偶然、雲が晴れ富士山が姿を現した。
手前の山と重なり、
通称子抱き富士という景観を眺めることができるのもならではである。
これでバイク一泊800円。安すぎ。



湖畔のそばまで乗り入れ可能で
未確定情報だが直火OKらしい
(・・・とはいえ、当然焚火台を使用したが)


それと写真上湖畔に一台車が止まっているように
アングラーが自由に出入りできる場所と同じところにキャンプ場は存在する。
今の時期はいいが
ハイシーズンになると車の出入りが頻繁になり
花火でもやらかす若者が着そうな気配。




山中湖や河口湖の喧騒からは想像もつかないほど静かな湖畔の精進湖に
本日の目的地精進湖キャンピングコテージがある。

コテージがあるといっても身分相応に
コテージには泊まらず、外で雨に打たれながらのキャンプ。

別に雨がなんだーい、フーンだ!←


\300くらい・・・
と思ったのもつかの間

一歩足を踏み入れると価値観が変わる。










「神」とつくだけのことはあります。
すばらしい景観です。
もともと上高地も「神降地」されており神聖な場所なんだそうな。




ってな具合にあきらめて走り続けること子一時間
箱根は仙石原に到着。

二週間くらい前にも来たのですが
そのときが一番見ごろだったらしく
10月の中旬ですでにこのような景色。

ま、天気がよければ
まだそれなりに楽しめる風景ではありますが。



明神池までは
写真を撮りながらで軽く一時間くらいかかるでしょうか
ペースにもよりますが
美しい風景の中を歩けば、そう遠いとは感じません。


出発時、家からカッパを着てのスタートは
たとえ雨男でなくても気が滅入ると言うもの。


さっそく保土ヶ谷PAで雨雲を観察。




ん〜こりゃしばらく降るねぇ。





そんなこんなで平湯キャンプ場へ到着。

紅葉真っ盛りという感じで
赤い落ち葉がなんとも美しい。
しっかりと区画整備もされており
平湯温泉の割引券や、情報に聞いていたBBQセットの販売もあったが
これも身分相応に手を出さずにわびしくレトルトで過ごすことに決定。



おいしい物を食べるってのは
働いて、苦労した人間へのご褒美なのである


働かざるもの食うべからず。


食べれるものがあるだけでも幸せなのに
これ以上を求めるのは、罪である。個人的な意見だが。
グルメは「大人」になってから。本当の意味でね。



おなかいっぱい景色を堪能した帰り道、何かうごめく白い物体を確認。





よく見るとカモシカ君でした。なんと貴重な!!
この旅最高の出会いでしたねぇ。ってかホントにいるんだ!




その後、復路3kmで計6km。
歩きつかれて木崎湖で一泊

大満足の上高地トレッキングとなりました。
翌日は、いよいよあこがれの黒部立山へと向かいます。

   秋の山歩き 上高地編   


この日はビーナスラインを走って諏訪で一泊しようという計画を立てていたが
その計画を打ち砕くかのような悪天候のため、
諏訪にあるネットカフェで一泊して
天候が回復する翌日からビーナスを走ろうかとも思ったが

ここで旅の先人である腕相撲氏より
上高地の入り口である平湯にある
「平湯キャンプ場」という場所が良いとの情報が入る。

少し悩んだ末に、ビーナスラインをあきらめ
上高地に入ることにした。
こんな天候だし、欲張っても良い事ないだろうと
一路下道で20号を北上し松本まで走破、
その後国道158号野麦街道を西へ向かい
無料となった安房トンネル(片道\600)をぬけて
平湯へと向かった。




決して中国の奥地に来たわけではありません(笑

山のほうの天気はアレですが
ま、見なかったことにしましょう。

ちなみに明神池に入るには
\300かかります。

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