風に吹かれるのも体力を消耗するが 雨に打たれるとさらに体力を消耗するらしく 乗船してから写真を撮ってすぐに爆睡してしまった。 気がつくとそこにはいよいよ北の大地、北海道は函館の町並みが見えてきた。 |
大間から乗ればもう少し安く上がるが 雨の中さらに走る気にもならず 素直に青森から乗ろうという魂胆。 青森~函館 400ccバイクと大人一人でこのお値段。 |
気になる船内の様子はこんな感じ。 狭 す ぎ ワ ロ タ 。 間違えたのかと思い確認に向かうと |
あえなく下山。 つーか、なにこの絵(笑) |
ところが遊歩道がこんな状況だったため尻尾巻いて逃げ帰ってきました。おしまいorz |
あきらめません・・・・ |
あきらめません・・・・ |
あきらめません・・・ |
行くまでは・・・・ |
あきらめません、行くまでは。 |
ど ー ん 。 (涙目 山頂到着、観光客数名。 もうね、ここまで残念な展開だと笑うしかないのです。ハハハ。 まぁ山の天気はころころ変わるからお昼でも食べて少し様子を見ましょう 別に急ぐ旅じゃないしのんびり行こうじゃないか。 |
事前に製作したアルコールストーブがかなりいい仕事をしている。 こいつぁいいや! |
この旅のためにとっておいた 某マイミクさんからもらったコーヒーをいれ コンビニで買ったワッフルなんぞ焼いてみる。 雨でも十分楽しいぞウヘヘw |
上の画像で片側がひずんでいるのは 片側に重りをつけて雨水がたまらないように工夫しているためである。 |
設営直後に待ってましたといわんばかりの大雨到来。 バンザーイ ← |
ここでいよいよ設営するはNewテント DUNLOPのアウトフィッターズ。 その質感も素晴しいのだが延長タープが付属していて 余裕の前室を構えることができる。 詳しくはそのうちCampingにUP予定。予定・・・・ |
このような感じで「ここ俺の場所~」なんて事ができる。 さらに炉辺もあるので焚き火にも困らない なんとも贅沢なキャンプ場。 |
しかしこの生田キャンプ場(おいでキャンプ場)がなかなかすばらしい。 道は舗装され各サイトは区分けされている。 |
やっとこさ営業しているキャンプ場を発見。 この日は日曜日だったためほとんど貸し切り状態。 いやー助かった。。 |
なんかすごいところに迷い込んでみたり・・・ |
この十和田湖。 じつは秋田県と青森県との県境にあるため ころころと県が変わる。 |
一体、今自分は何県にいるのだ(笑)? |
天気がものすごく微妙だが、 なんだかものすごい達成感にひとり包まれる。 やはり美しい湖でした ここもカルデラ湖なんだそうです。 どんだけカルデラ好きなんだよ、とw |
しばらく走っていると 突如として目の前に十和田湖が出現 徐々にわくわく感が沸いて来る。 |
ここまでくればようやく景色に溶け込む我が相棒。 しかし、なんつー荷物だ・・・ 完全にツーリングではなく「旅」である |
ICからは25km程度で到着します。 ここまで700km近く走ってきているので もはや25kmという距離が短距離に思えている これはいけない兆候である(笑) こういうのを世間一般では 「頭のネジが外れた」というのだろうか。 しかし我が弟は250ccのバイクで たったの一日で青森から横浜まで帰ってきた事があった。 上には上がいるもんだ。 私にゃ一日では到底無理です、ハイ。 |
やっとこさ十和田ICで東北道と別れを告げ 向かうは日本の湖でも 屈指の美しさを誇るといわれる十和田湖。 一度でいいから行ってみたかった。 |
昼過ぎに岩手県へとやってきた。 東北道をひたすら走り燃費は30km/㍑と相変わらず好成績のSR氏。 うわさには聞いていたが 本当に岩手は長い・・・どこまでも言ってもまだ岩手・・・ まだ岩手・・・・まだまだ岩手・・・・ |
2日目。 雨はやんだが今にも降りそうな・・・ この日ものんびり10時ごろ出発。 そういえば仙台って来たことなかったなぁ。 天気がよければ松島観光でもしようかと思ったが それこそ船上で雨にでも降られたら目も当てられないので とりあえず北上開始。 街行く人、車の中の人が まるでバケモノを見るかのような目でわがSRを見る まぁこんな括弧してたらそりゃそーなるわなぁ。 |
そんなこんなで深夜に仙台入りし、 雨宿りを兼ね、ネットカフェで一泊。 気がつけば初日から440kmも走っていた。 ちょっと抑えないと持たないなぁ~ などといいながらマッサージチェアのスイッチを入れ そのまま眠りに落ちる・・・ |
まぁ、しばらくあえなくなるので 挨拶ってことで。 少しの間、旅に出てくるよ。 結局17時くらいまでのんびりコーヒーを飲んで 一路、東北道で仙台を目指すことに。 |
特に出発時間も決めてないので とりあえずAntiques Cafeでコーヒーを一杯。 |
というわけで キノに負けじと革のトランクを装備し 新たに溶接したべスパ用のキャリアを装備し さらにはサイドバックを両方につけるという旅仕様で一路「北」を目指す。 こんなに荷物を積んで? と、お思いでしょうが 運転者の私はいつものウィルダネス35ℓを背負ってます。 そこはセパハンだからこそ、なせる装備 気分は日本一週でもするかの如し。 |
始まりは とにかく「すべて」が嫌になりひとりになりたかった事 今の現状から現実逃避できる環境へ行くこと。 海外旅行も考えたが 結局はいつものSRに乗って旅をすることにした。 今回、目的地はない。 すべてのことから開放され、旅のことだけに集中し ただ、毎日 「旅をしている」と実感できる環境下に居たかった。 そんな思いで荷物を満載にし家を飛び出した。 ・・・旅といえば 「キノの旅」に影響されている部分が かなりあるのは言うまでもなく このキノの旅の小説も当然かばんの中に入れ 道中読むことにした。 |
念のため申し上げますが、旅はまだ始まったばかりです(笑) |
その後は降ったり止んだりの天候に翻弄されつつ 青函連絡船のフェリー乗り場へとたどり着く。 しかしここの受付の対応が悪く久々に腹が立った。 |
いたたまれない気持ちを少しでもやわらげるため ふもとの温泉に足を運ぶ。 だいぶ雨にも降られたし少しゆっくりしていきますか。 |
たったのアレだけしかないスペースで正解らしい(笑) まぁたかだか3時間程度ですから何も問題ないですけどね。 |
ロープウェイ乗り場のレストランでは なぜかジンギスカンが食べられるとの事前情報を聞いたので 訪れると本当に目の前にジンギスカンが! あーなんか久々に食べるぅ。 満腹になったところで 「八甲田雪中行軍遭難事件」 を題材にした映画が上映されているので見ることに。 くわしくはこちらで。。 二時間後、まったく変化なし(涙目 こうなりゃあたって砕けろ、 悪天候の八甲田を散策します。 |
ぬれたままのテントを革トランクに仕舞い込み 向かうは八甲田山。 しかしごらんの霧や悪天候の予報で絶望的な状況であるが あきらめません。行くまでは。 |
あけて3日目。 雨なりに楽しいとは書いたものの テントにたたきつける雨音でなかなか寝付けず ボヤっと朝を迎える。 しかも雨は止んでおらず、ズブ濡れになりながらテントの撤収をする。 いやぁ惨め極まりない・・・ 画像は幻想的な姿を見せる十和田湖。 そりゃ~絵も描きたくなりますわなぁ |
すばらしいロケーションではないか。 しかしここにきてキャンプ場がない。 というか、昔はあったのだが閉鎖されているという状況や シーズン前なのでオープンしていないなどで十和田湖を行ったり来たり。 |
さて天候が下り坂という iPhone選手が叩き出したの情報を見なかったことにして 本日のキャンプ場を探します。 十和田湖をぐるり一周する道路は実に心地がよい。 |
のんびりとタバコを吸いながら天候と相談する。 昼間太陽によって熱せられた路面が雨により冷やされ 地面から湯気が上がっていた。 しかし予定のない急がない旅っていいなぁ。 大体、ツーリングだったらこんな天気じゃ即中止なわけですよ(笑) |
・・・ところがいきなり雨に降られる。 幸 先 が い い 証 拠 で す 。 通り雨だろうと思い合羽を着ずにBarbourでやり過ごすも ぜんぜん通り雨ではなく本降りが続いたためたまらずPA入り。 ま、こうじゃなきゃ面白くないってね。 |
ぐぬぬ・・・・ 天気がよければこんな景色が見れるんだね。 「 へ ぇ ~ 」 ← |